rapanse’s diary

今日の沖縄戦を写真でたどる

米軍の手先となる自衛隊の姿:先取りする子どもたち

Acting as Drill Instructor to a squad of Jap children would be an experience to any Marine. Sgt. Leo T. Batt, former Hammond (Ind.) Times reporter is shown ”giving the word” to more than willing young ”boots” in Okinawa Island. Sgt. Bat, a Combat Correspondent with the 1st Marine Div. Found the boys playing with their wooden rifles near a shell torn Japanese school house. Recalling his own boot camp training, he soon had the situation well in hand. The sergeant's wife, Mrs. Justine E. Batt ives at 4003 Deal St., East Chicago, Ind. 地元の子供たちを相手に訓練を実施する従軍記者のバット三等軍曹。子供たちが校庭で木製のライフルで遊んでいるのを見つけて、彼自身が新兵だった頃を思い出しながら指導(1945年4月27日撮影) 写真が語る沖縄 – 沖縄県公文書館

米兵がブートキャンプ (新兵訓練所) で受けるような軍事訓練は、日本では「国民学校」から行われていた。

昭和16年4月、『小学校』は『国民学校』というよびかたに変わりました。特に男の子は、「大人になったら兵隊さんになる」こと、国のために働くことなどの軍国教育が行われていました。
総務省|一般戦災死没者の追悼|りっぱな兵隊さんになるために「国民学校

写真は日本の戦後を象徴する。

国民学校」で軍国教育を受けた子どもたちを、軍事訓練する米兵。はからずも米軍の手先として編成された自衛隊の姿を先取りすることになってしまった。

下流化した日本の若者たちは、経済的徴兵によって自衛隊に入隊し、アフリカやアジアなどの紛争地帯に派遣されることになるだろう。米軍の消耗を防ぐ盾として。