rapanse’s diary

ポストモダンの視点で絵画を楽しみ、沖縄のシマ社会と芸能を楽しむ

北方ルネッサンス

騎士道と北方ルネッサンスの中心地だったブルゴーニュ公国

中世ヨーロッパには、ブルゴーニュ公国という不思議な国家があった。ヨーロッパを理解するためには、このブルゴーニュ公国という国家を理解しなければならない。なぜなら、このブルゴーニュ公国で騎士道文化は栄え、ブルゴーニュ公国の支配地としてネーデル…

宗教改革と球根のような女体

球根のような女体は、ルターによる宗教改革(1517年)を経てポルノグラフィーのようなものに変化していく。カトリック教会に比べ、性に関して禁欲的であることを誇ったプロテスタントたちは、絵画表現においては禁欲的ではなかった。むしろセクシュアリティ…

球根のような女体

前回紹介したヴァン・デル・フースの描くイヴは、奇妙な体形をしていた。腹部が大きく突き出しているのである。球根のような肉体で、北方ルネッサンスにおける女体の理想的形態だった。 美術評論家ケネス・クラーク(1903-83、イギリス)の『ザ・ヌード』(…